日田リベルテ9月15日(土)~9月20日(木)の上映スケジュールです。
放映時間:12:20/16:20
レバノン出身のカナダ人劇作家ワジディ・ムアワッドの戯曲を映画化し、
第83回米アカデミー外国語映画賞にノミネートされたヒューマンミステリー。
心を閉ざして生きてきた中東系カナダ人女性ナワルは、
ある日、実の子で双子のジャンヌとシモンに謎めいた遺言と2通の手紙を残してこの世を去る。
手紙はジャンヌとシモンが知らされていなかった兄と父に宛てたもので、
まだ見ぬ家族を探すためナワルの母国を訪れたジャンヌとシモンは、
母の痛切な過去と向き合うことになる。
(上映時間:2時間11分)
天才数学者で爆弾魔のユナボマーに着想を得て製作したドラマ。
1978~95年の間、合計16回にわたって航空業界や金融関係者に爆発物を送りつけ、
3人の犠牲者と29人以上の怪我人を生んだ「ユナボマー事件」の犯人で
大学助教授のセオドア・ジョン・カジンスキーを、現代日本の雪山にこもり
企業やテレビ局に爆弾を送り続ける主人公・垣内良一に置き換えて描く。
黙々と爆弾を送り続ける良一は、森で奇妙な怪物と遭遇して以来、怪物や死んだ家族の幻想に悩まされる。
そして最後の爆弾を日本の首相に送ろうとした夜、自殺した兄ユキが目の前に現れ……。
主演は豊田監督と4度目のタッグとなる瑛太。兄ユキを窪塚洋介が演じる。
さまざまな思いを抱えながら繰り広げる逃避行を描いたドラマ。
父親殺しの罪で服役した金子未散は刑務所で9人の男と出会うが、そのうちの1人、
元偽札王と名乗る山本が富士山麓に大金を隠したという秘密を打ち明けた後、精神錯乱してしまう。
残された9人はその金を目指して脱走。
逃避行のなかで次第に連帯感や充足感が生まれ、人生に希望を抱き始めるが……。
2003年劇場公開。12年、主演の原田芳雄の一周忌にあわせ、
9年ぶりにニュープリント版でリバイバル公開。