小鹿田焼民陶祭 10月12日(土)・13日(日)

2024年10月12日(土)・13日(日)、小鹿田焼の里にて、9軒全ての窯元が大々的に陶器を販売するお祭り「小鹿田焼民陶祭」が開催されます。

この日のために作られた様々なカタチの小鹿田焼がところせましと並ぶ2日間です。
小鹿田焼の里では、清流の水を利用して陶土を砕く「唐臼(からうす)」など、未だ残る日本の原風景を抱いており、特別な民陶巡りをお楽しみ頂けます。

【日時】2024年10月12日(土)・13日(日) 午前9時~午後5時まで(※時間は目安です)
【場所】日田市源栄町皿山(小鹿田焼の里)
【アクセス】
・お車でお越しの場合:日田ICから約30分
・バスでお越しの場合:日田バス 小鹿田線「皿山」下車 (日田バスターミナルから約40分)
※自家用車でのアクセスマップ
【お問合せ】0973-29-2020 (小鹿田焼陶芸館/9:00~17:00 水曜休)

【直行臨時バス】臨時のバスが運行されます。

臨時直行バスの詳しい情報はこちらから

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▼▽▼小鹿田焼 豆知識▼▽▼
小鹿田焼は、飛び鉋(かんな)や刷毛目(はけめ)、櫛書き、打ち掛け、掛け流しなどの技法で表現される、飾り気のない雰囲気を特徴とした陶器です。これらは開窯から300年以上経った現在に至るまで、一子相伝の世襲制のもと、当時の技法を受け継ぎながらうつわが焼かれています。

この小鹿田焼の開窯は、江戸時代中期にさかのぼります。当時、筑前の国小石原焼の陶工「柳瀬三右衛門」と日田郡代大鶴村の黒木十兵衛によって始められました。それから昭和6年、民藝運動の指導者「柳宗悦」氏がこの地を訪ね、その伝統技法と素朴な作調が賞賛されました。また昭和29年・39年には、世界的にも著名な英国の陶芸家「バーナード・リーチ」氏も来山し、作陶された経緯があります。また、平成7年には、国の重要無形文化財保持団体の指定を受けています。今後も、集落の谷川でのんびりと陶土を突き続ける「唐臼(からうす)」のように、恵まれた自然環境の中で、庶民の陶器の伝統を後世に伝うべく、長い歴史と伝統を守り続ける里として日田に生き続けることでしょう。

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