第42回 天領日田おひなまつり

◆展示施設:一覧はこちらから

天領時代の華やかなお雛様に会いに行こう!
2月15日から3月31日までの期間、日田市の豆田町・隈で春の訪れを告げる「天領日田おひなまつり」が開催されます!市内の10数か所の旧家や資料館にて、往時の文化を物語る全国的にも珍しい雛人形から、庶民の間で親しまれた紙と布で作る「おきあげ雛」と呼ばれる人形まで、沢山のひな人形やひな道具が一斉に展示・公開されます!
春のひとときに、昔ながらの町並みに風情を感じながら、ゆったりとおひな巡りに出掛けてみませんか?

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【天領日田おひなまつり】
日  時:令和7年2月15日(土)~3月31日(月)
場  所:日田市豆田町・隈・その他
お問合せ:0973-22-2036(日田市観光協会)
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【関連イベント】
・豆田流しびな
日時:3月2日(日)10:00~14:00
場所:桂林荘公園
内容:流し雛を予定
お問合せ:0973-22-2036(日田市観光協会)

・青い目の人形パレード
約100年前に日本とアメリカの友好を目的にアメリカから全国各地の幼稚園などに贈られたのが青い目の人形です。日田市の三隈幼稚園では、ひなまつりに合わせて人形と一緒にパレードをします。

日時:3月15日(土)10:00~
場所:JR日田駅前広場

【天領日田おひなまつりについて~そのルーツを辿って~】

ルーツには、江戸幕府の西国筋郡代の役所が置かれ、「天領日田」として九州随一といわれるほどの繁栄を極めた背景があります。それは、掛屋(銀行)を中心とする豪商たちが大変活躍し、町人文化が特に花開いた時代。
そんな日田の旧家には、莫大な財を成した豪商たちが京都や大阪などで好んで買い求めた、絢爛豪華な雛人形が数多く現存しており、中には京都屈指の人形師の手による品々なども残っています。

雛人形の公開を始めたのは約40年前。江戸時代からずっと大切に保管されていた雛人形を、まちおこしのために公開したことがきっかけです。それから毎年春に綺麗な雛人形が並ぶ光景に、お客様が吸い込まれるように訪れるようになったのを見て、市を挙げて「天領日田おひなまつり」が始まりました。今ではこれが大分県、九州内、そして全国各地に広がっています。

そして2024年で41回目を迎える「天領日田おひなまつり」は町の歴史の記憶を大事に守り継いでいくお祭りとして、日田市民の誇りとなっています。沢山の雛人形はもちろん、当時の旧家やその町並みが未だに残る豆田町や隈、天瀬町など、物や場所を大切にする、「日本らしい日田の心」も見て・感じてみて下さい

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