江戸時代末期から咸宜(ことごとくみなよろし)の精神で、身分や年齢、学歴を問わず
「学ぶ」機会を与えた、当時日本最大規模の私塾「咸宜園(かんぎえん)」。
日田市の誇る先哲・廣瀬淡窓が開いたこの塾は明治時代に閉塾するまで、
およそ5,000名の門下生を輩出しました。
中には、日本の写真術の先駆者・上野彦馬、兵学者・蘭学者の大村益次郎、
第23代内閣総理大臣・清浦奎吾なども、ここ「咸宜園」で学んだそうです。
現在は、居宅「秋風庵」、書斎「遠思楼」、書庫蔵、井戸を見学することが出来ます。
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