長生園(廣瀬淡窓墓)


 見学無料


安政3年(1856)、享年75歳で秋風庵にて没した廣瀬淡窓は、生前から生家と咸宜園の中間地に墓地を選び「長生園(ちょうせいえん)」と名付けた。咸宜園の歴代塾主のうち、廣瀬家の関係者がここに眠る。墓の中央にある「文玄廣瀬先生之墓」と刻まれた淡窓先生をはじめ、第2代塾主旭荘(墓は文敏)、第3代塾主青邨(墓は文通)、第4代塾主林外(墓は文靖)、第8代塾主濠田(墓は文圓)の墓であり、各夫人と夭逝した子供たちも一緒に葬られている。園の傍らには、淡窓の没した翌年に遺言を線刻した「文玄先生之碑」という墓碑が建つ。【住所】大分県日田市中城町 【電話】0973-24-7171(日田市文化財保護課)

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