間もなく、お盆。帰省される方も多いと思いますが
日田では「(鱈胃)たらおさ」というものが定番料理になっております。
今のように交通機関・運送が発達する以前の話ですが
内陸部の日田市では海の魚が手に入りにくく、重宝されていたそうで
お盆など人が集まる時のご馳走として作られていたそうです。
その名残が残り、今でも郷土料理としてお盆にたらおさを食べる家庭が
多く、僕も子どもの頃から食卓に並んでいた記憶があります。
「たらおさ」はたらのエラと内臓を干したもので、巨大な歯ブラシの
ような姿をした乾物。これが、その状態。見た感じは少し衝撃的ですが
これを水に戻し、醤油や砂糖と甘辛く煮込むと完成(●^o^●)
今日はココ迄で、数日後に甘辛く煮て完成した「たらおさ」を
ご紹介させていただきます。
こたろ